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ISO-Base™とは

ABOUT

IT心臓部を地震から守ります。

阪神・淡路大震災以来、十勝沖地震、中越地震、東日本大震災など大規模な地震が全国で相次ぎ、さらにここにきて、関東周辺でもその予兆ともとれる地震が頻発しています。地震国ニッポンでビジネスを展開するには、これまで以上に地震対策に万全を期す必要があります。
「ISO-Base™」は、こうした自然災害に対処するための免震プラットフォームで、サーバラックの下に「ISO-Base™」を設置することにより、地震の揺れや衝撃を最小限に抑えます。

ISO-Base™の技術と仕組

  • ISO-Base™の中心部は、スチール製ボールベアリングをそれに合わせた円錐状の二枚のロードプレートではさんだBall-N-Cone 免震ベアリング(特許取得済み)です。
  • この独自のデザインにより、プラットフォームはあらゆる方向から入力地動速度を受け入れながら、滑らかでかつ水平な横運動をすることが出来ます。
  • ベアリングは、揺れの強度が弱まるに連れ重力を復元力として自己復帰します。
  • 地震の縦揺れ、横揺れにも対応した唯一の3次元免震装置です。

耐震と免震(ISO-Base™)の違い

耐震方式 免震方式(ISO-Base™)
対応震度 震度5強まで ※1
免震方式(ISO-Base™) ※1
メリット
  • 架台はどの作業業者でも入手可能
  • 稼働スペースを考えることなく設置可能
  • 地震に対して効果的な技術
  • 設置に関して壁、床等との固定は不要
  • 3次元の地震動にも対応可能
  • 機器のレイアウト移動時に、プラットフォームの再利用が可能
  • 機器が稼動中でも設置が可能
  • ISO-Base™の原理が橋等の建築技術に利用されている
  • 米国では最も信頼された技術
デメリット
  • 床や壁などに固定する必要がある。(そのため、地震の衝撃により床自体が破損する危険が生じる)
  • 機器レイアウト移動時に再利用が不可能
  • 固定する為、地震の衝撃に耐えられず、ディスクが破損する危険性が高い。
  • 耐震固定方式よりも初期導入費が多少高い
  • 島毎に可動スペースを210mm周囲に必要
比較動画
※1 大手コンピューターメーカー資料による ※2 ISO-Base™限界試験最大1600gal(単軸)【新潟県中越地震において推測2500Galの実績】

ISO-Base™の特長

FEATURE

01. 短時間で設置可能

「ISO-Base™」を床に置き、機器を載せるだけでOK。従来方式のようなボルトやアンカーでの床への固定はありません。システムを止めることなく容易に設置できます。

02. 米国、日本、カナダで特許取得。
全世界で126,000システム以上の納入実績。

AT&TワイヤレスやNTT/Verioなどのデータセンター標準仕様として採用。ボーイング、シスコシステムズ、HP、IBMなど米国企業はもちろんカナダ政府、日本国内官公庁など全世界に126,000システム以上を納入しています。

03. 規模が大きくなればなるほど顕著なコストパフォーマンス。

導入コストも、ランニングコストも驚くほどのコストパフォーマンス。 配線工事も自由でラックの数が増えれば増えるほどコストパフォーマンスが飛躍的に向上します。

04. オフィシャル規格の要求基準を上回る高耐震性。

カナダ政府、アメリカエネルギー省のUSB/IBC地震ゾーン4※(Telcordia社=旧Bellcore社によるNEBS認定)の要求基準を上回ります。X-Y-Z 3次元タイプの免震装置です。また、2011年の東日本大震災や2004年の中越・福岡の地震でも耐震性が実証されています。(当社調べ)

※地震学者リヒターのスケール(Richiter Scale)で、マグニチュード7.0~8.3に相当します。阪神・淡路大震災の規模はマグニチュード7.2です。東日本大震災の規模はマグニチュード9.0です。

05. 耐久性に優れ、増設、レイアウト変更も容易。

スチール製ボールベアリングと上下のロードプレートを組み合わせただけの極めてシンプルなオープンフレーム構造。メンテナンスフリーに限りなく近く、また、プランク単位で増設も容易、レイアウト変更も自由に行えます。

06. 幅広い地震対策ニーズに対応。

メインフレーム、サーバラック、ディスクシステムをはじめとする情報機器関連はもちろん、各種実験器具、精密機器あるいは貴重な装置・設備類の保護にも最適です。

施工の流れ

FLOW
STEP 01

現地調査

【設置場所や機器を調査】
・ 360度全方向に210mm以上のスペース確認
・ 搭載機器の確認(キャスター・レベラーの位置確認)

STEP 02

図面・見積作成

プランク・コネクタサイズ等の特定、図面作成

STEP 03

提案書の作成

1. 設置場所詳細決定
2. プラットフォーム作成
3. 機器搭載/ベルト固定
4. 確認作業

光昭はISO-Base™の認定パートナーです

ISO-Base™は国内1500社以上に導入されています。

Q&A

QUESTION AND ANSWERS
ISO-Base™は縦揺れ(Z方向)にも有効でしょうか。
ISO-Base™は円錐型のロードプレートが鉄球を挟む免震機構を採用しています。 この円錐型のロードプレートは、水平では無く、6度の傾斜角を持ちます。
ISO-Base™は、水平方向に動きながら、この6度の傾斜角を利用して、上下方向にも動きます。 この上下動により、Z軸方向(縦揺れ) の衝撃を吸収し2分の1から3分の1に減衰する効果を発揮します。

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