電線

ELECTRIC WIRE
住友電工 開発。軽くてタフ!高強度!高強度アルミ導体溶接用ケーブル「AL-EM-WCCT」

造船メーカーの現状

作業員のイメージ写真

作業員の高齢化及び女性の活躍もあり、何度も足場を変えて作業を行う過酷な現場では、従来の溶接用銅ケーブルは重くて扱いづらいと声が挙がっていました。

住友電工が高強度のアルミケーブル化に成功!

高強度アルミ導体溶接ケーブルのイメージ写真

住友電工では、アルミ金属材料技術・被覆配合技術により高強度アルミ導体溶接ケーブルの開発に成功しました。

銅ケーブルと高強度アルミ導体溶接ケーブルのイメージ写真

従来のケーブルとの違いは??

銅ケーブルと高強度アルミ導体溶接ケーブルとは一体何が違うのか、特長を挙げながらご紹介していきます。

高強度アルミ導体溶接ケーブルの3つの特長

FEATURE

1
従来のケーブルよりも50%以上の軽量化
運搬への負担軽減!作業効率UP!

60㎟の銅と高強度アルミを比較。約50%以上軽量

従来の銅ケーブルよりも50%以上の軽量化に成功したことで、作業者は約半分の力で作業することが可能になりました。
これにより、高齢化している作業員への負担軽減や女性が一人でも作業できるような作業環境の改善、全体的な作業効率の向上が期待できます。

従来の銅導体ケーブルと高強度アルミ導体溶接ケーブルの違いを示した図

銅導体の導電率はいいが、質量が重くなることがネックだった。

高強度のアルミを導体に使用したことにより、質量が従来の半分以下に!

比較図

従来の銅導体ケーブルと高強度アルミ導体溶接ケーブルを数値で比較した図

2
高強度アルミはその名の通り、タフ。
摩耗軽減で、現場での引きずりも心配なし

住友電工が開発した独自の高強度アルミを導体に使用することにより、抗張力を向上させています。
また導体を覆う被覆材(シース)に特殊樹脂を使用することで、従来のゴム製よりも耐熱・強度向上が挙げられます。「耐引きずり」試験結果でも被覆が長持ちするという結果が出ています。

被覆摩耗約61%軽減

JCS4522「6.17耐引きずり」試験結果(3000往復)

従来の銅導体ケーブルと高強度アルミ導体溶接ケーブルの摩耗量を比較した図

3
電気用品安全法の検査基準をクリア
数多くのトライアルで安定性を実感

メリットの多いアルミケーブルですが、造船メーカーには数多くトライアルを実践していただき本製品の導入を決定されています。
溶接ニュースにも掲載されたことにより、今後さらにアルミケーブル市場の拡大が期待されています。

溶接新聞の写真

溶接ニュースにも紹介されました。

2017年5月23日の溶接新聞にも掲載され、アルミケーブルへの注目度が伺えます。

現場の声

CASE STUDY

「 負担が軽くなりました。」

人物のシルエット画像

軽量化によって移動するのに楽になっただけでなく、高所作業場からケーブルを垂らして溶接作業を終えた後の巻き上げが楽になりました。

造船メーカーへ知ってもらいたい

お問い合わせをいただければ、全国の担当者がお伺いいたします。
本製品のトライアルから導入まで、光昭がサポートいたします。

  • どれくらい軽量化されたのか実際に手にとってみたい!
  • アルミケーブルに変更した時の費用対効果はどれくらいだろう?
  • アルミケーブルはどのように端末の処理をすればいいんだろう?

納品までの流れ

FLOW
STEP 01

お電話、メールにてお問い合わせ

STEP 02

最寄りの担当者がご説明・ご相談を承ります。

STEP 03

お見積もり

STEP 04

トライアルや導入など

今後の展望

FUTURE

日本のこれからを支える素材になることを目指して。

現在、海外では自動車メーカーを中心にアルミケーブルが注目されており需要拡大が予想されています。
日本でも電線の軽量化が求められはじめ、銅価格よりアルミ価格の方が安定してる事も重なり、アルミケーブルが次世代のケーブルとして躍進してゆく可能性があります。

構造表

構造表

許容電流算出条件…周囲温度:30℃、最高許容温度90℃
間歇負荷通電時間...50%間歇:5分 on 5分 off、80%間歇:8分 on 2分 off

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現在の銅健値

ベース(単位:千円/トン)

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